スポット対応:Webflowのお問い合わせ内容の自動化

スポット対応|Webflowお問い合わせフォームの自動メールエンコード変換を実装
Webflowで構築されたお問い合わせフォームの自動返信メールにおいて、文字化けが発生する問題を解消するため、Zapierを活用したメールエンコード変換フローを設計・実装しました。
ISO形式での送信を要件とした特殊案件に対し、迅速かつ保証付きのスポット対応を実施しています。
背景
クライアントは外部予約システムとのデータ連携を行っており、メール本文をUnicode(UTF-8)ではなくISO文字コードで送信する必要がありました。
通常のWebflowフォーム自動通知ではエンコード指定ができず、外部連携時に文字化けが生じるケースが発生。既存フローを大きく変更せず、最小コストでの安定稼働が求められました。
課題
・Webflow標準機能ではメールエンコード形式を指定できない
・Zapier上でも直接のエンコード変換機能が存在しない
・予約システム側の仕様により、UTF-8送信では日本語が正常表示されない
これらの制約下で、再現性のある自動変換フローを構築する必要がありました。
アプローチ
Web春では、Zapier上に独自の変換ステップ(Code by Zapier)を挿入。Webflowのフォーム送信データを取得し、JavaScriptでISO-2022-JP形式に変換後、外部メールAPI経由で送信する仕組みを構築しました。
Zapierのメール送信機能に一部制限があったため、外部SMTPサービスを併用し、確実な文字化け防止を実現しています。初期契約時には「動作しなければ全額返金」という条件を提示し、クライアントリスクゼロでの導入を約束しました。
実装と検証
・Zapier:Webflowフォーム → Code by Zapier(エンコード変換) → 外部SMTP(ISO送信)
・検証:日本語・英数字・特殊記号を含む複数パターンの送信テストを実施
・結果:全ての受信環境で正常表示を確認、予約システムとの自動連携も安定稼働
成果
・ISO形式での完全自動送信を実現
・Zapier内での完結により保守コストを最小化
・Webflow標準機能では不可能な仕様要件を外部連携で解決
締め
Zapierを用いた今回の対応は、「Webflowフォームの限界を超える実務的ソリューション」の一例です。
Web春では、ノーコードツールの特性と制約を理解したうえで、コード・外部連携・自動化を柔軟に組み合わせ、現場課題を迅速に解決する仕組みを構築しています。
※デザインはアップデートしている場合があります。
担当者














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