- サブスク型ホームページ制作とは
- サブスク型ホームページ制作とは、初期費用を抑えて月額料金でホームページを持てる契約形態のことです。入口の価格が安い一方で、最低契約期間・解約金・解約時のサイト削除や買い取り・ページ追加などの追加料金で総額を回収する設計になっていることが多く、契約前に総額と解約条件の確認が必要です。
これも先に断っておきます。同業のポジショントークです。ただ、この記事に書くのは誰かの悪口ではなく、誰でも自分で検証できる「計算式」です。電卓を持って読んでください。
言いたいことはひとつ。「月980円でホームページが持てる」の980円は、サイトの値段ではありません。回収装置の入口の値段です。
✓記事の内容
- 激安ホームページ制作の4つのからくり
- 「安売りが構造的に成立しない」ことの計算式
- 契約前に見るべき総額の計算方法と、それでも格安が合理的なケース
激安ホームページ制作、4つのからくり
からくり①「その価格、1ページだけです」
広告に出ている月額は、多くの場合ペライチ(1ページ)構成の最小プランの価格です。会社概要・サービス紹介・お問い合わせ・ブログ……と普通の会社サイトに必要なページを足していくと、月額は段階的に上がっていきます。「表示価格で自分のやりたいサイトが作れるか」は、広告からは絶対に分かりません。
からくり②「オリジナルデザイン」の中身はテンプレの色替え
数を大量にさばく前提のビジネスなので、1件ごとにデザイナーがゼロから設計することは構造的にできません。実際には既製テンプレートに色とロゴを差し替え、最近では「AIで制作」と謳いながら、テンプレートへAIで文章を流し込むだけの工程も増えています。僕自身AIでサイトを作っている側だから言いますが、AIを使うことと、AIで良いサイトになることは全く別の話です。
からくり③ 出口(解約)にコストが仕込まれている
契約書で一番読んでほしいのがここです。よくあるのは次の3点セットです。
- 最低契約期間と解約金がある
- 解約するとサイトは削除される(データはもらえない)
- サイトを残したければ買い取り——数十万円規模の提示も珍しくありません
つまり「月980円のサイト」は、やめる時に一番高くつく設計になっています。ドメインを事業者側が所有していて、解約すると育てたURLごと失うケースもあります。
からくり④ 月額の外側で膨らむ
更新は月◯回まで・ページ追加は別料金・写真差し替えはオプション・SEO対策パックは追加契約——。入口の月額が安いほど、こうしたアップセルの網は細かくなります。3年分の総額+解約時費用まで計算して、はじめて本当の価格が見えます。
なぜそうなるのか|「安売りは成立しない」の計算式
悪意の問題ではなく、構造の問題です。冷静に計算してみます。
仮に、ちゃんとした品質のサイトをAIや仕組み化で効率よく作れる会社があったとして、制作・修正対応・サーバー・サポートの人件費を割ると、1件あたり月1万円程度はもらわないと事業として回りません(僕が実際に自社の原価で計算した肌感です)。
ここで矛盾が生まれます。
- 安くする→利益が薄い→大量の契約数が必要
- 大量に集める→広告費がかかる(インスタで激安ホームページの広告を毎日見かけるのは、そういうことです)
- 広告費は価格に乗せられない(安さが売りだから)→では、どこで回収するか?
答えが、さっきの4つのからくりです。長期契約の月額で2年かけて回収する。解約金で回収する。買い取りで回収する。アップセルで回収する。回収ポイントを入口から出口に移しただけで、あなたが払う総額は安くなっていません。むしろ広告費のぶん、どこかで余計に払っています。
もうひとつ、構造的に不可能なことがあります。月980円の単価では、あなたの会社のためのミーティング時間が原価に入っていません。業種の理解も、競合の調査も、集客プランの設計も、その価格には含めようがないんです。だから激安サービスのサイトは、誰の業種にも合わせていない「平均のサイト」になります。そして効果の面では、テンプレ流し込みのサイトは検索でもAI検索でも埋もれます。結果として「月額を払い続けるデジタル名刺」になる——これが激安ホームページの一番よくある着地点です。

契約前に使ってください|総額の計算式と質問リスト
計算式はこれだけです。
- 総額 = 初期費用 + 月額 × 36ヶ月 + 解約時費用(解約金・買い取り・作り直し費)
例えば「初期0円・月4,980円」なら3年で約18万円。解約時にサイトが消えるなら、作り直し費用も総額に足してください。そのうえで、営業担当にこの4つを聞いてください。
- この月額で作れるのは何ページですか?
- 解約したら、サイトとドメインはどうなりますか?
- デザインはテンプレートですか?実例を3つ見せてください
- 検索やAI検索で見つけてもらうための施策は、何が含まれていますか?
4つとも即答で明確な答えが返ってくるなら、その会社は誠実です。格安でも契約していいと思います。
それでも格安サービスが合理的なケース【正直に】
- 「URLが書いてある名刺」が今すぐ必要で、集客は一切期待しない
- 事業の検証段階で、月数千円以上は本当に出せない
- 3年後に事業が続いているか自分でも分からない
この場合は割り切って使うのはアリです。ただ、その用途なら無料のGoogleビジネスプロフィールとSNSで足りることも多い、というのが正直なところです。
うちはどう違うのか|広告費ゼロで、技術で集客している会社の話
最後に、対比として当社(Web春)の話をさせてください。自慢に聞こえたら、事実かどうかで判定してもらえれば大丈夫です。
- 一社一社、ミーティングから始めます。業界・競合・目的を理解したうえで、その会社に合った集客設計(SEO・AIO・MEO・SNS連携)を、世界最高峰と評されるAIでサイトに全部実装します。個別最適のサイトは、ミーティングをする会社にしか作れません。大量生産モデルには構造的にできない部分です
- 広告費を使っていません。集客はすべてSEOとAIO(AI検索対策)の技術です。あなたがこの記事にたどり着いたこと自体が、その実演です
- そのAIを、おそらくそこらの制作会社が追いつけないレベルまで使い込んでいます。自社サイトはAIで7日間フルリニューアルし、その全工程を公開しています。「AIなら簡単でしょ」と思う方は、ぜひ一度ご自分で試してみてください
- お客さんごとに個別のシステムを作ります。最近も「Instagramの投稿をホームページのお知らせに自動反映させたい」という一人のお客さんのために、その仕組みを開発しました。Google マップからの集客(MEO)に合わせたAI対策のような細かい要望にも応えています
- 営業マンを雇っていないので、見積もりの数字は格安広告より高く見えるかもしれません。そのぶん、払ったお金は営業コストではなく制作と運用に使われます
- 2020年から5年以上、自分のサイトを自分でマーケティングして育ててきました。その手法をそのままお客さんのサイトに実装しています
月額が安く見えるけれど名刺で終わるサイトと、業種に合わせて集客設計から伴走する小さな専門会社。どちらが合うかは、あなたの目的次第です。他社と相見積もりを取ってもらって全く構いません。むしろ、上の4つの質問を全社にぶつけて比べてください。
総額でいくらになるのか、いま検討中のプランの計算だけでも無料でやります。→ 無料相談はこちら/AIサイト制作の内容と価格はこちら
よくある質問
月額980円のホームページ制作は詐欺なのですか?
詐欺ではありません。ビジネスモデルの問題です。表示価格は最小構成の入口で、事業としての回収は長期の月額・解約金・買い取り・追加料金で設計されています。仕組みを理解して割り切って使う分には選択肢のひとつです。
解約するとホームページはどうなりますか?
契約によりますが、サイトが削除される・データを受け取れない・残したい場合は買い取り費用(数十万円規模の提示もあります)がかかる、という設計が少なくありません。ドメインの所有者が誰かも含めて、契約前に必ず確認してください。
格安サービスとAIサイト制作は何が違うのですか?
「AIを使うか」ではなく「何にAIを使うか」が違います。テンプレートへの文章流し込みにAIを使うのが格安型、設計・デザイン・SEO/AIO実装・運用までAIと専門知識で作り込むのが当社のようなAIサイト制作です。総額と成果物の中身で比較してください。
契約前に何を確認すればいいですか?
①その月額で作れるページ数 ②解約時のサイトとドメインの扱い ③デザインの実例3つ ④検索・AI検索対策として何が含まれるか、の4つです。あわせて「初期費用+月額×36ヶ月+解約時費用」で総額を計算しましょう。