どちらを選ぶべきか。発注前の比較検討資料。
ノーコードでのサイト制作を検討すると、必ずこの2つが候補に挙がります。結論から言うと、どちらも優れたツールで、向いている案件が違うだけです。このページは、社内検討・稟議にそのまま使えるように、判断材料を項目別に整理したものです。
30秒でわかる結論
Webflowが向いているケース
- デザインを細部まで作り込みたい(ブランドサイト・採用サイト)
- ブログ・実績などCMSで記事を量産して集客したい
- 多言語対応(Localization)が必要
- 将来の拡張(会員機能・外部連携・App Gen)を見込んでいる
STUDIOが向いているケース
- 数ページのシンプルなサイトを速く公開したい
- 管理画面もサポートも日本語が必須
- 月額コストをできるだけ抑えたい
- 社内に英語UIへの抵抗がある
項目別 比較表
発注判断に関わる項目に絞って比較します。料金は変動するため目安です(最新は各公式サイトで要確認)。
| 比較項目 | Webflow | STUDIO |
|---|---|---|
| 開発元・UI言語 | 米国製・英語UI(日本語化は部分的) | 国産・完全日本語UI |
| デザイン自由度 | ◎ CSSレベルで制御可。コードに近い自由度 | ○ 直感的だが細部の制御に限界 |
| CMS(ブログ等) | ◎ リファレンス構造・条件表示など本格的 | ○ 基本的な記事管理は可能 |
| 多言語対応 | ◎ 公式機能(Localization)あり | △ 公式の多言語機能は限定的 |
| アニメーション | ◎ スクロール連動・複雑な動きも標準機能 | ○ 基本的なアニメーションは可能 |
| SEO設定 | ◎ meta・OGP・301・schema等ほぼ全て制御可 | ○ 基本設定は網羅 |
| コード出力 | ○ HTML/CSS/JSエクスポート可(有料プラン) | × 不可(プラットフォーム内で完結) |
| 月額費用の目安 | サイトプラン $14〜39/月(年払い・変動あり) | 無料〜数千円/月(プランにより変動) |
| サポート | 英語(日本語コミュニティ・制作会社が補完) | 日本語 |
| 学習コスト | 高い(プロ向け。外注前提なら関係なし) | 低い(自社更新に向く) |
稟議の前に確認したい3つの論点
誰が、どのくらいの頻度で更新するか
公開後にいちばん効くのがこれです。記事を月数本以上出すならCMSが本格的なWebflowが有利。更新がほぼ無い数ページのサイトなら、STUDIOの低コストが活きます。
3年後の拡張予定があるか
多言語・会員機能・外部ツール連携・サイト規模の拡大——ロードマップに一つでもあるなら、後からの乗り換え(作り直し)コストを考えるとWebflowを選ぶほうが安全です。
総コストは「月額」でなく「月額+更新の人件費」
ツールの月額差は年間でも数万円。それより、更新のたびに外注が必要な設計か、社内で完結できる設計かのほうが総コストへの影響が大きい。見積もり時に「公開後の更新は誰がどうやるか」を必ず確認してください。
Web春の立場と、正直な推奨。
Web春はWebflow専門の制作会社です(実績は全件公開しています)。その上で正直に言うと、数ページで更新も少ないサイトにWebflowはオーバースペックなことがあります。その場合はSTUDIOか、当社ならAIサイト制作を提案します。作り込むサイト・育てるサイトなら、Webflowの拡張性が長期で効いてきます。
Webflowそのものを深く知りたい方は Webflowとは?・料金プラン解説 をどうぞ。
よくある質問
WebflowとSTUDIOの一番の違いは?
WebflowとSTUDIOの最大の違いは、設計思想です。Webflowは海外製でデザイン自由度・CMS・多言語・アニメーションなど拡張性を重視したプロ向けツール、STUDIOは国産で日本語UI・シンプルな操作・低コストを重視したツールです。作り込むならWebflow、速く安くシンプルにならSTUDIOが向いています。
企業サイトにはどちらが向いている?
更新頻度が高いオウンドメディア・多言語対応・ブランドを作り込むコーポレートサイトはWebflowが向いています。ページ数が少なく、日本語サポートを重視し、コストを抑えたい場合はSTUDIOが向いています。