今回は、こんな疑問にお答えします。
- Webflowの最新のアップデートで、自分のサイトに関係があるのはどれ?
- Div Blockが見当たらないけど、公開中のサイトは大丈夫?
- AIの新機能やCampaignsは、今すぐ使うべき?
こんにちは、2020年からWebflowの解説ブログを書いている、Webflow専門家のマサトです。
いまもお客さんの仕事ではWebflowを使っています。一方で、自社サイトは2026年7月にClaude Codeで作り直しました。
公式の更新情報は英語で、Enterprise向けの話も同じ一覧に並んでいます。
先に結論から書きます。
確認するのは、Box要素、ブレイクポイントキャンバス、リッチテキストの部品です。CampaignsとSourceは、日本の中小企業なら今は様子見で十分です。
それでは、順番に見ていきましょう。
この記事の要点
- Box要素とは
- Box要素とは、WebflowのAdd panelでDiv Block・Section・Container・Columns・Grid・V Flex・H Flexに代わる1つの構造要素で、HTMLタグを設定で選びます(2026年10月13日の更新)。
目次
Webflowアップデートで最初に確認したいのはBox要素です
2026年10月13日の更新で、Add panelのDiv BlockやSectionなど7つの要素が、Boxという1つの要素に置き換わりました。
残りの5つは、Container・Columns・Grid・V Flex・H Flexです。
無料を含む全プランで、Designerロールの人が使えます(2026年11月5日に確認)。
「じゃあ公開中のサイトも直すの?」違います。既存の要素は動き続け、Boxへ自動で変換もされません。
変わるのは、新しくページを組むときの手順です。つまずきそうなのはContainerで、旧Containerには最大幅940pxが最初から付いていました。
Boxでは、幅を自分で決めます。
僕はWebflow入門の記事で、V FlexやH Flexはほとんど使わず、初期スタイルが何もないDiv Blockの方が楽だと書きました。
公式によると、divタグのBoxはDiv Blockと同じものです。だから組み方はそのまま移せるはずですが、まだ試していません。
同じ更新で、sectionやnavなどを一括で整えるタグセレクタが19個増えました。僕がピンクタグと呼んでいるALLタグの仲間です。
All Divsを変えると、divタグのBoxを含むdiv全部に効きます。変更したあとは、各ページを見直してください。
正直、僕の過去記事にも「Divブロックを作成」と書いた手順が残っています。
古い手順どおりに進めるなら、Quick findで「div」と検索すると、divタグのBoxを追加できます。
ブレイクポイントキャンバスは、スマホ表示の確認に使えます
2026年9月2日の更新で、デスクトップ・タブレット・スマホの画面を横に並べて編集できるようになりました。
全ユーザーのDesign・Build・Editモードが対象です(2026年11月5日に確認)。
Webflowでは、意味の無い数値がスマホ表示を崩すことがあるんですよね。デスクトップの修正がスマホへどう流れたかを、切り替えずに見られるのが利点です。
ただ、以下の点には注意してください。
- カスタムコードは、並べた画面の中では読み込まれません
- 1920pxなどの大きいブレイクポイントは、足すと後から消せません
Webflowの新機能で、ブログ本文に問い合わせボタンなどの部品を入れられます
2026年9月2日の更新で、CMSのリッチテキストにコンポーネントを入れられるようになりました。
CMSの欄で使えるのは、Basicを除くプランです(2026年11月5日に確認)。部品を1か所直せば、全部の記事に反映されます。
問い合わせボタンを埋め込みコードで入れている会社は、置き換えの候補です。ただ、落とし穴もあります。
- Collection listを含む部品は入れられません
- 記事を1本だけ公開しても、部品本体の修正は本番に出ません
- 多言語サイトで翻訳側の部品を変えると、その本文は原文の変更を引き継がなくなります
部品本体を直した日は、サイト全体の公開まで済ませてください。CMSの基本はWebflow CMSの解説記事にあります。
LocalizeのAI翻訳は、僕なら単発の翻訳から始めます
2026年9月29日の更新で、Localizeに新しいAI翻訳が入りました。全てのLocalizeプランに含まれます(2026年11月5日に確認)。
選べるのは、確認用に1回だけ訳す方法と、原文を変えるたびに訳して反映する方法です。
語数の上限もあります。Essentialは1言語で月10,000語、Advancedは月50,000語で、サイト全体で共有します。
僕は日本語から韓国語へのLocalizeを1年強運用しました。そのときの自動翻訳は精度があまり高くなく、韓国語として不自然な部分が残りました。
新しいAI翻訳はまだ試していないので、精度の良し悪しは言えません。ただ、その言語を読める人がいないと、最終確認はできないもんです。
だから僕なら、まず単発の翻訳で確認します。料金や規約のように間違えられないページは、除外ルールで自動翻訳から外す候補です。
お客さんに渡すサイトは、スロットの制限で崩れにくくできます
Webflowで作ってお客さんに渡す制作会社には、以下の更新が効きます。
- 2026年8月19日に、Marketerロールから部品を隠せるようになりました
- 2026年8月28日に、スロットに入れられる部品を制限できるようになりました
- 2026年10月23日に、スロットへ最初から入れておく部品を決められるようになりました
隠す設定も制限も、対象はMarketerロールです。部品の制限を効かせるなら、お客さんはクライアント席のMarketerで招待します。
ただ、制限が効くのは設定したあとです。すでに入っている部品は指摘されないので、納品前の確認は残ります。
AIからWebflowを操作する人は、MCPの制限を先に読んでください
2026年9月21日の更新で、AIがインタラクションを作ったり、Webflow Cloudへデプロイしたりできるようになりました。
10月15日の更新では、Analyzeなどのアドオンを使っていれば、Analyzeのページごとの数字やOptimizeの結果も読めるようになりました。
先に知っておきたい制限は以下です。
- Classic Interactionsを使うサイトでは、AIからインタラクションが1つも無いように見えます。追加すると新旧が同居します(2026年9月21日の公式の記載)
- Geminiからの接続は、米国で英語で使う個人アカウントが対象です(2026年11月5日に確認)
僕が以前Webflow MCPでメタタグの設定などを試したときは、読み込みだけでコンテキストをほとんど使ってしまい、実用になりませんでした。
2026年11月には、公式MCPをClaudeのコネクタでつないで、本番のサイトの修正から公開まで通しました(Webflow AIの記事)。コンテキストの消費は測り直していません。
AIに本番を触らせる前に、ステージングで試してください。
サイトマップのlastmodは自動で入るので、設定は要りません
Webflowが自動で作るサイトマップには、2026年8月20日の更新でページごとの更新日時(lastmod)が自動で入るようになりました。
Webflowの説明では、AIの検索もlastmodを見て引用元を決めます。
一方でGoogleの文書では、lastmodを使うのは一貫して正確だと確かめられる場合です(2026年11月5日に確認)。
だから、更新日を動かすのは本文を直したときだけにしてください。自社サイトでも、中身が変わったときだけ更新日を書き戻す形にしています。
CampaignsとSourceは、日本の中小企業なら今は様子見で十分です
2026年10月20日に発売されたCampaignsは、LPと広告を作る単体の製品です。料金ページには、月2,000ドルからと書かれています(2026年11月5日に確認)。
連携先はHubSpot、Marketo、Salesforce、Google Adsです。LPを数本作りたいだけなら、今のサイトプランで足ります。
2026年9月2日に発表されたSourceは、コードを土台にした新しい基盤です。今は限定のプレビューで、一部の制作会社と顧客から順に受け入れています。
Webflowは公式ブログで、今のサイトも今の作り方もなくならないと書いています。制作会社なら、公式のフォームで最新情報を受け取っておけば十分です。
料金の全体はWebflowの料金プランの記事、作る費用はWebflowの総額費用の記事に書きました。
制作の裏側や実測の続きはメルマガで書いています。Webflowサイトの相談はお問い合わせから受け付けています。
制作実績

JTB Americas
北米拠点サイトを全面刷新。運用チームが自ら更新できる体制まで構築

日本テレビ主催
FigmaデザインをWebflowへ高精度コンバート。表示速度とレスポンシブを最適化

株式会社PonTech Lab
AI(Claude Code)でNext.js×Cloudflare構築。制作過程の記録も公開
よくある質問
Webflowの最新アップデートで、最初に確認するものは何ですか?
Box要素です。2026年10月13日の更新で、Add panelのDiv Block・Section・Containerなどが1つのBoxに置き換わりました。次にブレイクポイントキャンバスと、CMSのリッチテキストの部品を確認してください。
Div Blockが見当たりません。公開中のサイトは大丈夫ですか?
大丈夫です。既存の要素は動き続け、Boxへ自動で変換もされません。新しく追加するときは、Quick findで「div」と検索すると、divタグのBoxを追加できます。
BoxでContainerの幅はどうすればいいですか?
自分で幅を決めます。旧Containerには最大幅940pxが最初から付いていましたが、Boxでは幅を設定します。
Webflowの新機能は、どのプランでも使えますか?
機能によります。Box要素は無料を含む全プランで、ブレイクポイントキャンバスは全ユーザーが対象です。CMSの欄に部品を入れる機能はBasicでは使えません(2026年11月5日に確認)。
GeminiからWebflowを操作できますか?
公式によると、対象は米国で英語で使う個人アカウントです(2026年11月5日に確認)。
Webflow Campaignsは中小企業に必要ですか?
僕の判断では、今は必要ありません。料金ページには月2,000ドルからと書かれていて(2026年11月5日に確認)、LPを数本作りたいだけなら今のサイトプランで足ります。

