今回は、こんな疑問にお答えします。
- Claude Fableって何?Opusと何が違うの?
- 料金はいくら?今のプランで使えるの?
- 全部の作業をFableにしたほうがいいの?
こんにちは、仕事のほとんどをAIに任せている一人社長のマサトです。
AIでアプリを6個App Storeに出して、サイトもフルAIで作ってきました。
ところが無料ツール集を作り始めたとき、作る側をFableにまかせたら、使える量がすぐ切れたんですよね。しかたなくOpusに替えたら、できたものは同じでした。
先に結論から書きます。
Claude Fableは、Anthropicのいちばん能力が高いモデルで、今の版は2026年9月1日に出たFable 5.1です。
ただ、公式もほとんどの仕事はまずOpus 5.5からと案内しています。僕もFableは、Opusで詰まったときの切り札にしています。
それでは、順番に見ていきましょう。
この記事の要点
- Claude Fableとは
- Claude Fableとは、Anthropicのいちばん能力が高いモデルで、今の版は2026年9月1日に出たFable 5.1です。APIの料金は100万トークンあたり入力10ドル、出力50ドルです(2026年11月5日に確認)。
目次
Claude Fableとは、Anthropicでいちばん能力が高いモデルです
Claude Codeの公式の説明では、Fable 5.1とFable 5がいちばん能力の高いモデルです(2026年11月5日に確認)。
向いているのは、1回の作業では終わらない大きな仕事とされています。長い作業を自分で続けて、動く前に調べて、自分の仕事を見直す回数も小さいモデルより多いそうです。
最初のFable 5は2026年6月9日に発表されて、6月12日に提供が止まり、7月1日に戻っています。
入力と出力の料金はFable 5と同じで、キャッシュの読み取りだけ4分の1になったのがFable 5.1です。
これから使うなら5.1で、Claude Codeの /model fable も5.1を指します。
同じ機能のMythos 5.1もありますが、Anthropicの検証を通った組織だけが使えるモデルです。
Claude Fable 5.1の料金は、APIで入力10ドル、出力50ドルです
公式の料金ページの100万トークンあたりの料金は、以下のとおりです(2026年11月5日に確認)。
- Fable 5.1:入力10ドル、出力50ドル
- Opus 5.5:入力4ドル、出力20ドル
- Sonnet 5.5:入力2ドル、出力10ドル
- Haiku 5.5:入力0.10ドル、出力0.50ドルから
つまりFableの料金は、Opusの2.5倍です。
プランで使うなら、MaxとUltraは週の上限の50%まで、Proは従量です
公式のヘルプでは、プランごとの扱いは以下のとおりです。
- Free:使えません
- Pro(月払いは月20ドル)と、TeamとEnterpriseの標準席:最初からusage credits(従量)で払います
- Max(月100ドル)とUltra(月200ドル)、TeamとEnterpriseのプレミアム席:週の上限の50%まで追加料金なしです
ただ、50%は上限が増える話ではありません。ほかのモデルと同じ上限を分け合って、Fableのほうが早く減ります。
上限に達したら、usage creditsで続けるか、別のモデルに替えます。
古い記事には、ProなどのプランでもFable 5を追加料金なしで使えた話が残っていますが、そのキャンペーンは2026年7月19日に終わりました。
Claude FableとOpusの違いは、料金と速さと、長い仕事への強さです
公式の比較では、扱える文脈は同じ100万トークン、最大出力も同じ12.8万トークンです。違うのは料金の2.5倍と、応答がOpus 5.5より遅いところ。
では、どちらを選ぶのか。公式の案内ははっきりしていて、ほとんどの仕事はまずOpus 5.5から始めます。
Fable 5.1を使うのは、高度な推論や長い作業か、effortを上げたOpus 5.5でも足りないときです。
Claude Codeの既定のモデルも、Pro、Max、Ultra、Team、EnterpriseのどれでもOpus 5.5です。Fableは自分で選ばないと動きません。
僕の使い分けは、手順が決まった仕事はOpus、詰まったらFableです
結論、手順が決まっている仕事はOpusで十分でした。理由はシンプルで、手順が全部書いてあるからです。AIが自分で考える余地が少ない仕事は、賢さの差が出にくいんですよね。
冒頭の無料ツール集(ハルオフィス)も、Opusに替えて、できあがりは何も変わりませんでした。
Appleへのアプリ申請も、手順にしてから1本、Opusだけで審査まで出しました。ブラウザは1回も開いていません。正直、ちょっと拍子ぬけでした。
僕がOpusに任せているのは、以下の仕事です。
- 手順が決まっていて、毎回くり返す作業
- スキルにして、やることを順に全部書いたもの
- セキュリティのチェック(3回くらい流す前提)
一方で、Fableに回すのは以下の仕事です。
- Opusで回しても直らないときの「なぜ直らないか」
- スキルそのもののコードの見直し
- 手順を決めきれず、AIに考えさせる余地が要る仕事
たとえば自社サイトのトップは、同業11社を数えた数字を渡して、Fableに設計し直してもらいました。数字を見るAIの採点役の点は、34点から44点に上がっています。
ただし、セキュリティの調べものは別です。サイバーセキュリティと生物の分野は、安全の仕組みに引っかかると、能力の低いモデルへ自動で回されます。
回された分に、Fableの料金はかかりません。
Claude Fableの使い方は、Claude Codeなら /model fable です
Claudeのアプリなら、モデルの選択からFable 5.1を選びます。
Claude Codeなら、/model fable と打つか、以下のコマンドで起動します。
claude --model fable動かないときは、claude update で最新にしてください。
ここで気をつけたいのが、/model で選ぶと設定に保存されて、次の会話もFableで始まることです。
その会話だけ使いたいなら、/model とだけ打ってメニューを開いて、s キーで選びます。
プランによっては、メニューのFableの行に「Requires usage credits」と出ます。また、Fableは安全の監視のため、標準で30日のデータ保持が必要です。
Claude Fableでも、確認を省くと事故が起きます
賢いモデルなら確認はいらない、ではありません。Fableと1日で足したログインの機能に、他人のアカウントに入れてしまう穴がありました。テストは237件通っていたのに、です。
本番に出ていたのは約8分で、その間に発行されたパスワードは0件でした。見つけたのは、差分を攻撃者の目で読ませた別のAI(GLM-5.3)です。
Fableに「転送、外しておいて」と頼んだら半分だけ外れていて、気づいたのは2週間後だったこともあります。
今は、書くAIと読むAIを分けています。そして、AIに「できました」と言われても、自分の目で1回だけ確認します。
Claude Codeで何ができるかはClaude Codeでできることの記事に、OpusとFableで作ったサイトの話はホームページをAIで作り直した記事にあります。
使い分けの続きはメルマガで書いています。
制作実績
よくある質問
Claude Fableは無料で使えますか?
Freeプランでは使えません。Proは最初からusage creditsで払い、MaxとUltraは週の上限の50%まで追加料金なしで使えます(2026年11月5日に確認)。
Claude Fableの料金はいくらですか?
APIのFable 5.1は、100万トークンあたり入力10ドル、出力50ドルです。Opus 5.5の入力4ドル、出力20ドルの2.5倍です(2026年11月5日に確認)。
Fable 5とFable 5.1はどちらを使えばいいですか?
これから使うなら5.1です。入力と出力の料金は同じで、キャッシュの読み取りは5.1が4分の1です。Claude Codeの /model fable も5.1を指します。
OpusとFableはどちらから試すべきですか?
Opus 5.5からです。公式も、ほとんどの仕事はまずOpus 5.5からと案内しています。僕も手順が決まった仕事はOpusに任せて、Opusで直らないときにFableへ回しています。
Claude Codeでの使い方を教えてください。
/model fable と打つか、claude --model fable で起動します。/model で選ぶと設定に保存されて次の会話もFableで始まるので、その会話だけなら /model でメニューを開いてsキーで選びます。
Fableに渡したデータはどう扱われますか?
公式によると、Fableは安全の監視のため、標準で30日のデータ保持が必要です。お客さんのデータを渡す前に、公式の条件を見ておいてください(2026年11月5日に確認)。


