今回は、こんな疑問にお答えします。
- Claude Codeは、起動してから何をすればいい?
- 指示は、どこまで細かく書けばいい?
- 思ったのと違うものが出てきたら、どう直す?
こんにちは、Claude Codeで自社サイトを作り直して、維持費をドメイン代だけにしたマサトです。
2026年8月27日、僕はAIを6〜8体ずつ同時に動かして、自社の小さなWebツールを1日で29本から100本に増やしました。
その途中で1体のAIから返ってきたのは、できあがったツールではなく反論でした。
僕の指示どおりに作ると、深夜の勤務が0分になる人が出る、という中身です。その日のあとから、AIへの頼み方を変えました。
先に結論から書きます。
Claude Codeの使い方は、作業フォルダで起動して、日本語で頼むだけです。
ただ、出来を分けるのは指示です。触っていい範囲と、何をどう確かめるかまで書いてください。
それでは、順番に見ていきましょう。
この記事の要点
- Claude Codeの指示の出し方とは
- Claude Codeの指示の出し方とは、触るファイル名と触っていい範囲、何をどう確かめるか、無理があるときの報告まで書いて頼むやり方のことです。
目次
Claude Codeの使い方は、作業フォルダで起動して日本語で頼むだけです
入れ方は公式のクイックスタートにあります。入れたあとの手順は以下です(2026年11月5日に確認)。
- ターミナルで作業フォルダへ移動して、claude と打つ
- 「このプロジェクトは何をしている?」と聞く
- 小さな変更を1つ頼む
- 確認が出たら内容を見て、よければYesを選ぶ
- 「変更をコミットして」と頼んで、記録に残す
cd 作業フォルダ
claude必要なファイルはClaude Codeが自分で読むので、こちらで貼らなくても進みます。
大きな作業には、公式はShift+Tabで切り替えるプランモードを勧めています。先にコードを調べて進め方を出してくるので、OKしてから作らせられます。
窓を何個も開くようになると、「ターミナルを開く→claudeと打つ→フォルダをドラッグ」が地味にめんどくさいんですよね。
僕はキー1つで案件のリストが出て、選ぶだけでClaude入りの窓が開くようにしました。
指示の出し方は、ファイル名と触っていい範囲まで書きます
「いい感じにやって」ではなく、ファイル名と触っていい範囲を書きます。
ITmediaが紹介した香港科技大学などの研究が、あいまいな指示の危なさを数字で出しています。
ブランチの削除のような運用作業を、Claude Code・Codex・OpenCodeとモデル(Claude Haiku 4.5など)の組み合わせ5パターンで試した実験です。
実際に動いたケースの55.8〜67.8%で、違う対象を操作したり意図より広く変えたりするミスがありました。
書き方の例は以下です。
- 「トップページをいい感じにして」ではなく、「src/pages/index.astro の見出しだけ直して。ほかのファイルは触らないで」
- 「バグを直して」ではなく、「パスワードを間違えると画面が真っ白になるログインのバグを直して」
渡せるものは、説明せずに渡します。ファイルは @ とパスで指定できて、デザインやエラーの画面はスクリーンショットをそのまま貼れます。
「確認して」で終わらせず、何を確かめるかを数字で書きます
AIに「作って、確認してから終わってね」とだけ言うと、AIは「動いた」で止まります。公式のドキュメントも、Claudeは作業が終わったように見えた所で止まると書いています。
消費税のツールで、僕は四捨五入だけで答え合わせをして通していました。
別のAIに「切り捨て・四捨五入・切り上げの3通りで出して、105円×10%=10.5がそれぞれいくつになるか報告に入れて」と頼んだら、問題が出てきました。
税込110円から税抜の値段を出すと、計算機の中では99.99999999999999になって、切り捨てだと99円です。四捨五入だと100円に戻るので、ずれが見えなかったんですよね。
指示の最後に「確かめられなかった項目はある?」と1行足すと、確認の中身も見えやすくなります。
指示に無理があるときのために、「作らずに報告して」と書いておきます
冒頭の勤務時間のツールで、僕が出した指示は「深夜の時間帯と重なっている分から、休憩をまるごと引く」でした。
AIの返事は、9:00〜23:00・休憩60分の人は深夜と重なるのが1時間しかないので、休憩をまるごと引くと深夜が0分になる、というものです。
昼に取った休憩で、深夜手当が消える計算でした。
計算のしかたは、休憩を時間の割合で分けるやり方に変えました。
人間の僕が気づいてなくて、AIが気づいていました。普通に悔しい。
8月27日のあとから、AIに頼むときは以下の5つを入れています。
- 何を確かめるかを、具体的な数字で書く
- 作り方の理由を、報告に書いてもらう
- 「指示に無理があると思ったら、作らずに理由を添えて報告して」と書いておく
- 同じファイルを何体ものAIに触らせない
- 確認の条件は、作ったAI本人に書いてもらう
直すときは、Escで止めて、感想ではなく理由を返します
公式のおすすめは、違う方向へ進み始めたらEscで止めることです。/rewind を使うと、前の指示の時点までコードと会話を戻せます。
ただしコマンドで変えたファイルは戻らないので、Gitの代わりにはなりません。
返す言葉は、感想ではなく理由です。「なんか違う」と返すと、同じようなものがまた返ってきます。デザインの返し方はClaude Codeのデザインの直し方の記事に書きました。
「AIっぽくしないで」と頼んで、僕は3回とも外しました。今は「これが良い」と思える実物を2〜3本選んで、「この3本のこの感じで」と渡しています。
当たったとはまだ言えませんが、渡せる材料は増えました。
同じ所を2回直しても違うなら、公式は /clear で会話を切って、分かったことを入れた指示を1本書き直すよう勧めています。
毎回の決まりはCLAUDE.mdに書いて、事故ったら足します
CLAUDE.mdは、起動のたびにClaude Codeが読むファイルです。/init と打つと、最初の1枚を作ってくれます。
ただ、書けば守られるわけではありません。AIに渡す手順書でも、僕はページの一覧まで入れて読ませたのに、一覧に無いページをいきなり作られました。
なので事故ったら、その内容をAIに書いて残して、次に同じ作業をするときに最初に読ませます。ページが増えていないかは、自分の目でも見ます。
Claude Codeの使い方で覚える操作は、以下の6つです
- Escは、動いているClaudeを止める
- Shift+Tabは、権限モードを切り替える
- /clear は、会話を切って始め直す
- /help は、使える操作を見る
- claude -c は、そのフォルダの直前の会話を続ける
- /exit は、Claude Codeを終わる
迷ったら / だけ打つと、使えるコマンドとスキルが出ます。
仕事で何を任せているかはClaude Codeでできることの記事に、サイトを作る全工程はClaude Codeでホームページ作成をした記事にあります。
実際に踏んだ失敗の続きはメルマガで書いています。
制作実績
よくある質問
Claude Codeは起動してから何をすればいいですか?
まず「このプロジェクトは何をしている?」と聞いて、次に小さな変更を1つ頼みます。確認が出たら内容を見てYesを選びます。必要なファイルはClaude Codeが自分で読みます。
指示は日本語でいいですか?
日本語で大丈夫です。僕も「深夜の時間帯と重なっている分から、休憩をまるごと引く」のように日本語で頼んでいます。
指示はどこまで細かく書けばいいですか?
ファイル名、触っていい範囲、何をどう確かめるかまで書きます。ITmediaが紹介した研究(Claude Haiku 4.5などのモデルに運用作業を頼んだ実験)では、あいまいな指示を受けて実際に動いたケースの55.8〜67.8%でミスがありました。
Claude Codeが違うことを始めたら、どうしますか?
公式のおすすめはEscで止めることです。/rewind を使うと、前の指示の時点までコードと会話を戻せます。コマンドで変えたファイルは戻らないので、Gitの代わりにはなりません。
何度直しても思ったものにならないときは?
同じ所を2回直しても違うなら、公式のドキュメントは /clear で会話を切って、分かったことを入れた指示を1本書き直すよう勧めています。
毎回同じ説明を書かずに済む方法はありますか?
CLAUDE.mdに書きます。起動のたびに読まれるファイルで、/init と打つと最初の1枚を作ってくれます。ただ、書いても守られないことがあるので、できあがりは自分の目でも見てください。


