メールに添付できないファイルを、送れるサイズにする

「サイズが大きすぎて送信できません」と出たときの対処をまとめました。ここで紹介する手順はすべてブラウザの中だけで完結します——契約書や請求書のような社外に出せない書類も、どこかのサーバーへ送ることなく小さくできます。

まず、上限の目安を確認する

添付できる大きさは、送る側と受け取る側の両方の上限に縛られます。相手の会社の設定が10MBなら、こちらがGmailでも10MBを超えると届きません。

サービス添付の上限(目安)
Gmail25MB
Outlook / Microsoft 36520MB
企業のメールサーバー5〜10MB のことが多い

実務では10MB以下、相手が分からないときは5MB以下を目安にすると安全です。添付は本文と一緒に符号化されるため、実際の送信量はファイルサイズの約1.4倍になる点にも余裕を見ておきます。

ファイルの種類ごとの対処

  1. PDFが重いとき — 圧縮する

    スキャンした書類のPDFは、中身がほぼ画像なので数十MBになりがちです。画像として作り直すことで、実測で75〜85%小さくなります。10MBの資料が2MB前後まで落ちるので、たいていはこれだけで送れます。

    PDF 圧縮をひらく →
  2. 写真が重いとき — 大きさを変えてから圧縮する

    スマホの写真は1枚5MB前後あります。相手が画面で見るだけなら、長辺1200〜1600pxに縮めるだけで十分な画質を保ったまま10分の1以下になります。縮めてから圧縮すると、さらに軽くなります。

    画像 リサイズをひらく → 画像 圧縮をひらく →
  3. iPhoneの写真が「開けない」と言われたとき

    iPhoneの標準形式(HEIC)は、Windowsや古いソフトで開けないことがあります。JPGに変換してから送ると確実です。変換のついでにサイズも小さくなります。

    HEIC JPG 変換をひらく →
  4. ファイルの数が多いとき — ZIPにまとめる

    10個のファイルを個別に添付するより、1つのZIPにまとめたほうが相手も扱いやすくなります。フォルダの階層はそのまま保たれ、日本語のファイル名も文字化けしません。

    ZIP 圧縮をひらく →
  5. それでも上限を超えるとき — 分けて送る

    100ページの資料のように、圧縮しても収まらないものは分割します。「1〜30ページ」「31〜60ページ」のように分けて、複数のメールに添付してください。件名に「1/3」と入れておくと相手が迷いません。

    PDF 分割をひらく →
送る前にもうひとつ。 写真には撮影場所のGPS情報が埋め込まれていることがあります。取引先や不特定多数に送る写真は、EXIF 削除で位置情報を消してからにすると安全です。画質は一切変わりません。

よくある質問

ファイルはどこかに送られますか?

送られません。ここで紹介したツールはすべて、読み込みから変換・ダウンロードまでブラウザの中だけで処理します。社外秘の資料もそのまま扱えます。

PDFを圧縮すると画質はどうなりますか?

「標準」で圧縮すれば、印刷にも耐える画質を保ちます。ただし各ページを画像として作り直すため、圧縮後は文字の選択・検索ができなくなります。文字を選べる状態のまま渡したい場合は、圧縮ではなく分割で対応してください。

圧縮してもほとんど小さくならないのはなぜですか?

すでに軽いPDF(文字だけの書類など)は、圧縮しても効果がありません。その場合は「元のままが軽いです」と表示されるので、そのまま送ってください。効果が出るのは、写真やスキャン画像を多く含むファイルです。

大きなファイルを共有リンクで送るのとどちらがいいですか?

相手が社内であれば共有リンクのほうが確実です。社外の相手や、リンクを開けない環境(金融機関・官公庁など)に送る場合は、添付できるサイズまで小さくするほうが早く済みます。

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