- HaruMail(ハルメール)とは
- HaruMail(ハルメール)とは、株式会社Web春が開発した、AIエージェントから日本語で使えるメール配信サービスです。API・MCP・CLIを標準装備し、無料プラン(月3,000通)から利用できます。
メール配信システム「HaruMail(ハルメール)」を自社開発し、公開しました。無料プラン(月3,000通・クレジットカード不要)があり、Googleログインだけで今日から使えます。この記事では、仙台のWeb制作会社である当社がなぜメール配信システムを自作したのか、そして作ってみてわかった「SaaSの月額の大半は人件費でできている」という価格の構造まで、正直に公開します。
なぜメール配信システムを自作したのか
結論から言うと、「この規模のシステムは、いまのAIなら自社で作れて、しかも安く提供できる」という確信があったからです。きっかけは単純で、自社のメルマガ配信を本気で整えようとしたとき、選択肢として勧められるのが海外製のツールばかりだったことです。機能に不満があったわけではありません。ただ、AIでWebの実務を毎日回している会社として、「AIの時代に、そこを自作しないでどうする」と思ってしまいました。
コンセプトは「AIにメールを任せる」です。
- API・MCP・CLIを標準装備し、Claude CodeなどのAIエージェントから日本語で直接使えます
- 「この内容でメールを送って」「ステップメールを組んで」という指示で配信まで完了します。下書き承認制なので、AIが勝手に送ることは仕組み上できません
- 迷惑メール判定を防ぐSPF・DKIM・DMARCなどのDNS設定は当社が代行します。届いたAPIキーを貼るだけで始められます
当社でも、日々のメール送信業務はすでにHaruMailで回しています。
先行受付の経緯はメール送受信サービス「HaruMail」先行受付開始のお知らせに書きました。現在は招待制を終え、Googleログインで無料登録すると、その場でAPIキーが発行されます(2026年8月時点)。
メール配信システムの月額はなぜ高いのか——大半は人件費です
自作してあらためて分かったのは、メール配信に限らず、SaaSの月額の大半は機能そのものではなく人件費でできている、ということです。開発する人、運用・監視する人、サポートする人。人でサービスを支える以上、その給料が価格に乗るのは自然なことで、悪い話ではありません。
一方で、システムが完成したあとの修正・更新・管理・サポートの一次対応をAIに任せる前提で最初から設計すると、この人件費がほとんど消えます。当社がAIでWebの実務を回してきた経験を、そのまま製品の原価構造に落とし込んだ形です。これは値引き努力の話ではなく、原価そのものの違いです。
AI運用なら月5万円の規模でも運営が成立する
人件費がほぼ消えたシステムは、ごく小さな規模でも運営が成立します。当社の試算では、月1,000円のプランを50人の方が使えば月5万円。この規模でもサービスとして維持できてしまいます。100人で月10万円なら、運用する価値もはっきり出てきます。「小さく成立する」こと自体が、AI時代の構造変化だと考えています。
この構造があるので、HaruMailの料金は無料プラン(月3,000通)から、有料はStandard 月1,480円・Business 月2,680円・Pro 月4,480円に設定できました。すべて税込・全機能入りで、プランの差は通数とドメイン数だけです(2026年8月時点)。公開記念として、無料登録の先着100アカウントには、StandardとBusinessが永年半額(Standard 月740円・Business 月1,340円)になる権利をお付けしています。
メール配信・予約・ECまわりを適正価格にしていく
同じ構造は、メール配信以外にも当てはまります。予約システム、EC、クッキー同意の表示。いずれも「一度できあがればほぼ動き続けるだけの仕組み」でありながら、月額は決して安くありません。当社では、このメール配信・予約・ECまわりの3分野を、AIで運用する前提の設計で、順番に提供していく予定です。
国産ヘッドレスCMSのハルCMSで始めた「AI前提の自社SaaS」の2本目が、このHaruMailです。制作会社として大手企業のWebサイトを実際に運用している現場の需要から作っているので、机上のプロダクトではありません。
まずは無料でお試しください(30秒・クレジットカード不要)
HaruMailの無料プランは月3,000通・期限なし・クレジットカード不要です。Googleログインだけで、その場でAPIキーが発行されます。メール配信をこれから始める方も、いまのツールのコストが気になっている方も、まずは触ってみてください。
自社のWeb運用やメール配信にAIをどう取り入れるか迷っている方は、お問い合わせからお気軽にご相談ください。開発と販売の過程は、今後も実数つきで公開していきます。
よくある質問
HaruMailの料金はいくらですか?
無料プラン(月3,000通・クレジットカード不要)から使えます。有料はStandard 月1,480円・Business 月2,680円・Pro 月4,480円で、すべて税込・全機能入り、差は通数とドメイン数だけです(2026年8月時点)。無料登録の先着100アカウントはStandardとBusinessが永年半額(月740円/月1,340円)になります。
AIでどこまで操作できますか?
API・MCP・CLIを標準装備しており、Claude CodeなどのAIエージェントから「この内容でメールを送って」「ステップメールを組んで」と日本語で指示すれば配信まで完了します。下書き承認制のため、AIが勝手に送ることは仕組み上できません。
なぜ他社より安くできるのですか?
運用・監視・サポートの一次対応をAIに置き換え、人件費がほぼ乗らない原価構造で設計しているためです。機能を削って安くしているわけではなく、全プラン全機能入りです。
メルマガの一斉配信はできますか?
できます。1回あたり最大1,000通の一斉配信に、宛名差し込み・予約配信・開封率の計測・ワンクリック配信停止(RFC 8058)の自動付与が揃っています。配信停止した相手には自動的に送らなくなるため、特定電子メール法の同意管理も仕組みに任せられます。
迷惑メール対策の設定は自分でやる必要がありますか?
ありません。SPF・DKIM・DMARCなどのDNS設定は当社が代行します。届いたAPIキーを貼るだけで、迷惑メール判定を防ぐ設定が整った状態から始められます。
今すぐ使えますか?
使えます。Googleログインで無料登録すると、その場でAPIキーが発行されます(登録は30秒・クレジットカード不要)。有料プランは決済完了の瞬間にAPIキーがメールで届きます。