- Webflow導入事例とは
- Webflow導入事例とは、実在する企業がコーポレートサイトやサービスサイトの制作・運用にWebflowを採用した実例のことです。ノーコードながら手書きコードと遜色ない品質で運用されている点が特徴で、大手からスタートアップまで採用が広がっています。
この記事は2021年に「日本ではまだ馴染みのないWebflow」というテーマで書いたものを、2026年の状況に合わせて全面的に書き直しました。結論から言うと、Webflowはもう「知る人ぞ知るツール」ではありません。国内でも大手メーカーから上場企業、スタートアップ、業界団体まで採用が広がっています。
この記事で紹介する企業は、すべて実際にサイトのソースコードを確認して「本当にWebflowで作られているか」を検証しています。その見分け方も記事の後半で解説するので、読み終わったあとにご自身でも確かめられます。
まずWebflowについておさらいしたい方は、こちらの記事もどうぞ。
Webflowとは?ノーコード専門家が一番最初にWebflowを選んだ理由
数字で見る2026年のWebflow
本記事を最初に書いた2021年当時、Webflowは「アメリカで少しずつ広まり始めたノーコードツール」という立ち位置でした。それが今ではこうなっています。
- 企業価値は40億ドル(2022年のシリーズC調達時点)
- 売上は2022年の1億ドルから2024年には2.13億ドルへ、2年で倍増
- 世界で30万社以上が利用
- 大手のエンタープライズ顧客としてDell・Zendesk・Muralなどが名を連ねる
「コードを書き出せるノーコード」という他にない強みが評価され、着実に定番の座を固めてきました。ここからは、その実例を国内・海外に分けて見ていきます。
国内のWebflow導入事例5選
リコー(RICOH360)
大手電機メーカー・リコーが展開する、360度カメラを軸にした法人向けサービスブランド「RICOH360」。そのブログサイトがWebflowで構築され、日本語・英語の多言語で運用されています。誰もが知る大手メーカーが、プロダクトの情報発信基盤にWebflowを選んでいる好例です。
マネーツリー(Moneytree)
家計簿アプリ「Moneytree」と、金融データプラットフォーム「Moneytree LINK」を提供するフィンテック企業。公式サイトを多言語でWebflow運用しています。正確さと信頼性が問われる金融領域の企業でも、ノーコードで十分に運用できることを示す事例です。
ニジボックス(リクルートグループ)
「Grow all」を掲げる、リクルートグループのUI/UXデザイン・開発会社。デザインと開発のプロフェッショナル集団が、自社のコーポレートサイトにWebflowを採用している点が示唆的です。「作れる会社」があえてWebflowを選ぶ——それ自体がツールの実力を物語っています。
フォースタートアップス(GRIC)
スタートアップ支援を手がけるフォースタートアップスが主催する、国内最大級の成長産業カンファレンス「GRIC」の公式サイト。年次で情報が大きく入れ替わるイベントサイトは更新頻度が高く、社内の担当者がノーコードで素早く更新できるWebflowと相性の良い用途です。
損害保険事業総合研究所(損保総研)
損害保険業界の調査・研究を行う専門機関。スタートアップやIT企業だけでなく、こうした堅い業界団体・法人組織のサイトにもWebflowが使われています。「Webflow=新しいもの好きの企業だけ」ではないことがわかる一例です。
海外の定番事例:楽天スーパーロジスティクス(現ShipNetwork)
Webflowの導入事例として長く引用されてきたのが、アメリカの物流企業・楽天スーパーロジスティクスです。同社は2022年8月にオーナーが変わりShipNetworkへと改称しましたが、現在のサイト(shipnetwork.com)も引き続きWebflowで運用されています。
WebflowがWordPressからの移行事例として紹介していた当時、同社はこう述べていました。
WordPressからWebflowに切り替えることで、時間・お金・セキュリティの問題をすべて解決することができました。
切り替えてから、過去数か月で数千ドル(数十万円)を節約できました。さらに、優秀なプログラマーが4〜5時間かかる作業を、私のチームは20分で行えます。
「プログラマーが4〜5時間かける作業を、専門家でなくても20分で」——これこそ、多くの企業がWebflowに移行する理由の核心です。ノーコードで判別できないほど高品質なサイトを、速く・安く作って運用できる。そのメリットは、大手か中小かを問いません。
【専門家メモ】そのサイトがWebflow製か、自分で見分ける方法
「本当にWebflowで作られているの?」——これは、実は誰でも数秒で確認できます。
- 確認したいページで右クリック →「ページのソースを表示」を開く
- ソースの中に次のいずれかがあれば、ほぼWebflow製です
data-wf-page/data-wf-siteという属性w-nav・w-container・w-richtextなど、w-で始まるクラス名website-files.comから読み込まれている画像
この記事で紹介した各社サイトは、いずれもこの方法で確認できます(実際に私もすべてソースを確認したうえで選びました)。気になるサイトがあれば、ぜひ試してみてください。
まとめ:2026年、Webflowは「あたりまえ」になった
2021年にこの記事を書いたときは「日本ではまだ馴染みがない」と紹介していました。それが今では、リコーのような大手メーカーから、Moneytreeのようなフィンテック、リクルートグループのニジボックス、そして業界団体まで——幅広い企業がWebflowを選んでいます。
コードを書き出せるからツールに縛られない安心感があり、プログラマーがいなくても素早く更新・運用できる。この2点が、これだけ多くの企業に選ばれる理由です。「HTMLやCSSを学ぼう」「WordPressを覚えようかな」と考えている方は、まずWebflowに触れてみる価値があります。Webflowは無料で始められますので、実際に触って確かめてみてください。
Web春では、WebflowでのWeb制作・WordPressからの移行・その後の運用までを一貫してサポートしています。導入を検討している方は、お気軽にご相談ください。
よくある質問
日本の大手企業もWebflowを使っていますか?
はい。リコー(RICOH360)やフィンテックのMoneytree、リクルートグループのニジボックスなどが自社サイトにWebflowを採用しています。海外ではDellやZendeskもエンタープライズ顧客です。
あるサイトがWebflowで作られているか、自分で確認できますか?
できます。ページのソースを表示して、data-wf-page 属性や w- で始まるクラス名、website-files.com から読み込まれる画像があれば、ほぼWebflow製です。
Webflowはどれくらい使われているツールですか?
世界で30万社以上が利用し、企業価値は40億ドル、2024年の売上は約2.13億ドルと成長を続けています。ノーコードでありながらコードを書き出せる点が支持されています。